こんにちは、いなごです。

ぜんぜん自分の意見が通らん。

効率的になるルールを提案したのに、誰も守ってくれない!

相談にいっても、なんか冷たくあしらわれるんだよね。
こんな方に向けた記事です。
会社にいると、部の悪い習慣、非効率的なルールに気づくことありますよね。良かれと思って、上司や先輩に「こうしたほうがいい!」と提案してもなかなか聞き入れてもらえなかった経験はありませんか?
あなたの意見を聞いてもらえないたった一つの理由。それは「あなたの信用が足りていないから」です!
この記事では、会社内でなぜ信用が大切なのか、どうすれば信用を積み上げられるのかを解説します!

信用は目に見えませんが、個人の立派な資産です!信用の残高を積み上げて、過ごしやすい環境をつくりましょう!
目に見えない資産:信用とは?
そもそも、信用とはなんでしょうか。言葉の意味を調べると
信用:確かなものと信じて受け入れること。
信用とは、過去の実績や成果物に基づいて、相手を信じることをいいます。
資産とは、お金を自分に運んできてくれるものを指します。信用も直接的ではありませんが、お金に換えることができます。
また、信用は目には見えませんので、目に見えない資産といえます。目には見えなくても、貸したり借りたりすることができます。
貸し:誰かのために、自分が何かを提供したり、代償を支払った場合
借り:自分のために、誰かが何かを提供してくれたり、代償を払った場合
サラリーマン間では、日常的に信用の貸し借りが行われています。

急いで部長に進捗報告しなきゃいけなくなったんだけど、…資料ない?

前にまとめた資料あるから送っとくわ。(貸しな)
こんな感じです。

貸した側は、別の機会で何か困ったときに、借り手に気軽にお願い事ができるようになります!
信用されない人の特徴
信用がある人は、他人に何かをお願いをしたときに、円滑に動かすことができます。
逆に、信用がない人は、他人に何かお願いをしても、スルーされてしまいます。
信用されない人とは、どのような人でしょうか?一般的には、下記の項目にあてはまる人になります。
- 嘘をつく
- 約束を破る
- 時間に遅れる
- 納期を破る
- 言動と行動が一致しない
- 言動があやふや
- 口が軽い
- 貸しを返さない
- 大したことじゃないのに過剰にほめる
- 言い訳がすぐにでてくる
- 陰で悪口を言う
- メリットしか提示しないで依頼(デメリットを隠す)

あなたの職場にも、該当する人がいませんか?その人から何かを依頼されたとき、快く受けることができますか?
信用されるためにやるべきこと

どうやったら信用される人になれるのかな?
信用されない人の特徴の、「逆」を考えればOKですね。
- 嘘をつかない
- 約束を守る
- 時間を守る
- 納期を守る
- 言動と行動が一致している
- 言動が明確
- 口が堅い
- 貸しを返す
- 批判も称賛も適切に意見する。
- 言い訳をしない
- 陰で悪口を言わない
- メリットとデメリットを開示したうえで依頼
こういった項目に当てはまる人は信用される人といえます。

自分から見ても信用できるし、頼りになる人ですよね!
では、実際に信用を積み上げていくうえで大切なことを3つご紹介していきます。
素直でいること
信用されるためには、テクニックよりも根本的な人格形成が重要です。自己啓発の名著「7つの習慣」でも人格形成を優先することが紹介されています。
特に重要なのは、

「素直でいること」が大切!
自分がされたら嫌なことを、相手にしない。相手の立場に立って思考する。これを意識していれば、自然と信用される人の特徴に当てはまっていきます。

ギブ&テイクがサラリーマンの基本です!
顔を合わせる回数を増やすこと
ややテクニック的な事項にはなりますが、顔を合わせる回数を増やすことで、信用を積み上げることができます。
これを、単純接触効果といいます。
◆単純接触効果
頻繁に会うことで、警戒心や恐怖心が薄れ良い印象をもつこと。

電話で済む用件でも、直接会って話すと効果的です!
※いなごの実体験です。
現場の職人さんと仲良くなりたかったので、毎日のように加工現場に顔を出していました。その結果、職人さんの警戒心をさげることができ、新規工法導入に前向きに協力をいただけました。
小さな貸し借りを繰り返すこと
信用の貸し借りの実績がないときに、大きなお願いをしても受け入れてもらうことは難しいです。

銀行や信用金庫で、いきなり大金の融資をもらうことができないと同じだね。
普段から、小さなことで信用の貸し借りを繰り返すことで、大きなお願いを受け入れてもらえる可能性が上がります。

部門間の関係上、貸し借りの機会が少ない場合もあります。顧客の感謝の声を伝える、日ごろからのお礼を伝えるなど、小さなことから始めましょう!
相手にしてもらったことに対して、自分も返したいと思う気持ちを返報性といいます!これを活用しましょう!
おまけ:信用にレバレッジをかける権威性とは?
おまけです。あなたがもっている信用にレバレッジ(てこ)を掛けてより大きく見せる方法があります。
それは、権威性を活用することです!
権威性とは、相手にひとつでも凄い!と思えるところがあると、相手のすべてが凄い!と思えてくることです。

この人が言うことは正しいんだ…!
例えばこんなものがあります。
- Twitterのフォロワー数
- 芸能人・タレントのCM
- 部長(という肩書)
- 有料情報(有料だから価値がある!という思い込み)
Tweeterのフォロワー数
芸能人
部長(という肩書)
有料情報(有料だから有益という思い込み)
相手に行動して欲しいときには、権威性を意識するといいですね。
逆に、権威性のある相手(インフルエンサー)の意見を聞くときには、冷静になって、ちょっと引き算して聞くぐらいが、ちょうどいいかもしれませんね。

会社内外で他人を動かしたかったら、役職を得ることを目指しましょう!
まとめ
あなたの意見を聞いてもらえないたった一つの理由。それは「あなたの信用が足りていないから」です!
信用を積み上げるために重要なのはこちら。
- 素直でいること
- 顔を合わせる回数を増やすこと
- 小さな貸し借りを繰り返すこと

信用も大事な資産です!積み上げて、会社内で快適に過ごせるようにしていきましょう!
本記事を書くにあたって参考にした書籍を紹介します。
それでは、また!
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